妊娠糖尿病

本当は情報を発信するのが怖い

妊娠糖尿病のことで、嫌な思いを何度かツイッターで経験した。
それからというもの、情報を発信することに関してトラウマとまではいかないが、臆病になってしまっている。

では、なぜブログで情報を発信するのか?
その答えは「救われる人がいるならば救いたいから」だ。

どうでもいいことかもしれないが、ブログに書こうと思った経緯を綴っていこうと思う。


私には、ツイッターの料理アカウントがあった。

妊娠糖尿病と診断されてからは、糖質制限の食事をアップロードしていた。
そして、妊娠糖尿病に役立ちそうな情報があれば発信もしていた。

そのアカウントで、とても嫌な思いをしたのだ。

「あ、これ私のことだろうな」と揶揄される内容の悪口をツイートされたり、

血糖値コントロールが上手くいかないことを私のせいにしたDMが来たり、

等々、今でも思い出すとストレスで胃がムカムカするような出来事が重なった。


妊娠中のストレスは良くない!と思い、
食事アカウントを削除することにした。

おかげで、今は妊娠糖尿病の他者から誹謗中傷の攻撃をされることもなくなり、ストレスフリーに過ごしている。

これで良かったのだ、と思っていた。









現在、私は妊娠26週になった。

Twitterでは「糖負荷試験」「甘いサイダーを飲んだ」「血糖値の検査がある」というツイートを多く見かけるようになった。

妊娠中期に、糖負荷試験をしている病院が多いからだ。

さらに、「再検査になってしまった」「妊娠糖尿病と診断された」というフォロワーさんも増えてきた。

そんなツイートを見かけると、ついつい声をかけたくなった。

でも、
「私は医療従事者ではない、ただの妊婦だ。」
「困っていたら助けたいのは、自分のエゴだ。」
「いらないお節介かもしれない。」
「吐き出したことですっきりして、本人はそれほど悩んでいないかもしれない。」
「また私が嫌な思いをするかもしれない。」

そんなことを考えると、行動することを躊躇ってしまった。

そんな時、思い出すのは、食事アカウントを削除する際にいただいた、妊娠糖尿病のフォロワーさんからの声だった。

「私の情報に救われた

そう言ってくれた人が、1人でなく、何人もいたのだ。

情報を発信することに悩んでいた私にとって、
その言葉は本当に嬉しかった。



もしも、目の前に困っている人がいたら
私は見過ごすのではなく、
声をかけられる人でありたい。

声をかけられたら、無視するのではなく
耳を傾けられる人でありたい。

分からなくて困っている人がいたら
教えてあげられることなら教えてあげたい。

そう思うから、怖いけれど、
情報を発信することの責任に怯えるけれど、
また情報を発信しようと思った。


言葉で人を救えることもあるが、
言葉で人を傷つけることもある。

分かっているからこそ怖いが、
私の職業も「困っている人を助ける仕事」である。
根本の性格はお節介好きのオカンタイプなのである。
やらない善より、やる偽善だっていいじゃないか。


このブログに投稿する記事が、妊娠糖尿病で困っている人の救いとなれば幸いだ。

救いとまではいかなくとも、
「こんな方法もあるんだ」という知識の一端となれたら本望だ。


今回常体で書いたらなんだかお固い文章になったため、文章は敬体で書く方が良いことも分かった。
読みづらくて申し訳ありません!
あぁ〜文才が欲しい人生だった!!
温かい目で読んでいただけると幸いである。